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iOS Developer Programに登録

iPhoneアプリを実機で動かしたり、AppStoreで配布するには、有償のiOS Developer Programへの登録が必須。このプログラムには個人用、企業用、学生用等があるが、法人に所属しない個人が登録する場合は、個人用になる。ちなみにこれは$99なのだが、為替レートは全く考慮されず、ずっと前から10800円のまま。

個人用として登録すると、AppStoreでアプリケーションを配布する際の「販売業者」は個人名になる。ここで個人名を出すのは気が引けるというか、芸名を使いたいところだが、どうやらそれは無理な相談らしい。それなら企業として登録してはどうかということも考えたが、企業が存在していることを示す公的証書の提示を求められるらしいので、これも断念(このためだけに会社を設立したりするのも、それはそれで面白いとは思うけど)。諦めて個人として登録することにした。

ちなみに、わざわざ新規で登録しなくても、既にiPhoneを使っているなら大抵はApple IDを持っている筈なので、それをそのまま使うこともできる。但し、登録情報に日本語が含まれる場合、iOS Developer Program登録処理中に問題が出るらしいので、新規で登録する。

新規Apple IDを登録し、そのままiOS Developer Programに登録するための大雑把な手順は以下の通り。ちなみにSafariでやらないと問題が出るとの話を聞いたことがあるが、真偽は不明。

  • iOS Developer Programのページに行く
  • Enrollを押す(Enrollment画面になる)
  • Continueを押す(トグルボタンが並んだ画面になる)
  • I need to create a new account for an Apple Developer Program. を選ぶ
  • Individualを選ぶ
  • メールアドレス他、必要事項を入れる
  • 開発対象、開発経験等を選択する
  • Agreementに合意する
  • 登録したメールアドレスに送られてきた認証コードを入力する
  • 入力した名前、住所等がクレジットカード情報と一致するかを確認する
  • プログラムのリスト中からiOS Developer Programを選択する
  • 確認画面で確認後Continueする
  • Agreementに合意する
  • どこの国のApple Storeで買うかを選択する(Japanが選ばれている)
  • Add to cartする
  • 突然画面はApple Storeになり、ごく普通に注文する。ここでiOS Developer Programを買うことになる。クレジットカード情報やら配送先(何も送らないのに・・・)を入力する
  • 購入完了メールが送られてくる

ここで一段落。暫くすると(今回のケースでは6時間後)、登録コードが送られてくる。そのコードを使って登録しようとすると、噂通り、エラーになってしまう。登録情報をよくよく見てみると、当初State欄に”Kanagawa”と入れていたにもかかわらず、いつの間にか”?????”になっている。Apple Storeでの支払時に「神奈川」を選択したのが問題だったのかもしれないが、だとしたら完全にシステムの問題だ。いずれにせよ、これはよくあること、というか基本的に必ず発生するらしい。仕様だと思うしかない。

仕方がないので、contact usから連絡を入れる。その際、enroll IDとActivation Codeを入れておく。

暫くするとAppleからメールで連絡が来る。先人のレポートによれば2~3日かかるとのことだったが、今回は翌日(正確に言えば、30時間後)にメールが来た。今度は登録が成功し、ようやく購入処理が完了した。

随分時間がかかったような気がするが、これでようやくスタートラインに立ったばかり。先は長い。

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